慢性腰痛

慢性腰痛について

5人のうち4人が腰痛と言われ、整形外科への通院理由で最も多いものですが、なぜ痛くなるのでしょうか?

  • 腰痛の原因にはいくつかあります。
  • 筋力低下によるもの
  • 怪我などによるもの
  • 急激な運動によるもの
  • 日常生活の積み重ねによるもの
  • 姿勢の崩れによるもの

などです。

その中でも特に『日常生活の積み重ねによるもの』が多いです。

どのような日常生活が腰痛になるのか?

足を組む、横座りをする、長時間立ったまま、長時間座ったまま、前かがみでいる時間が長い、といった動作が腰に大きな負担をかけます。

特に左右非対称な動きは、左右の筋肉で張りと緩みのバランスが崩れ、それが日常化すると力を使う動作や急な動作などを行った時に、ぎっくり腰に繋がる事があります。

腰痛はどうやったら解消できるのか?

  • 休息をしっかりととる
  • 正しい姿勢を継続的に行う
  • 同じ姿勢の時間が長い場合は、1時間おきにゆっくりと動かす運動を行う

というように、解消するためには『固めない』ことが必要になってきます。

腰痛は温めるのと冷やすのではどちらが良いのか?

慢性的な腰痛は基本的に温めた方がよい場合が多いですが、中には冷やした方がよいタイプもあります。

どちらのタイプかを見極める方法に『お風呂に入る』というのがあります。お湯の温度は熱すぎでもぬるすぎでもなく38~40度をお勧めしています。

お風呂に入った後に痛みが軽減、または変化が無い場合は温めてください。

痛みが増す場合は冷やしてください。

腰は冷えることにとても弱いです。

夏でも冬でも、腹巻などで冷やさないようにする事をお勧めしています。

簡単な診断で自分に合った方法を選んでいきましょう。

痛み止め・コルセットの使用はどうなのか?

湿布、消炎鎮痛剤、ブロック注射は、痛みが我慢できない、どうしても動かなければいけない場合等応急処置としては有効な方法ですが、痛みの原因の歪みを取るものではありません。

使い続けると痛みに対し身体が慣れ感度が鈍くなり、さらに強い歪みへと発展していきます。

コルセットは骨盤を安定させ一時的に楽になりますが、痛み止め同様に歪みを取るものではありません。

また依存してしまうと筋力低下や腰の動きが悪くなってしまうこともあるので、長期の使用は控えたいものです。

整体ではどのように腰痛を解消するのか?

整体の視点から慢性腰痛の原因とは

『腰椎(腰の骨)周りの筋肉の歪み』

が殆どのケースです。

筋肉の歪みとは、筋肉が固くなり動きが制限されている状態のことです。

この制限を無くすことで腰痛が緩和し、継続することで日常生活に違和感がないほどに回復していきます。

2023.3.31 2023.4.1