むちうち(むち打ち)

むちうち(むち打ち)とは?

むち打ちとは、一般的に自動車で衝突事故を起こした際に、首が鞭のようにしなる様子から言われているだけで、正式名称ではありません。

正式名称は『頸椎捻挫』『頸部挫傷』『外傷性頸部症候群』などと言います。

自動車事故だけではなく、スノーボードでの転倒や、髪の毛を後ろから急に引っ張られてグギッと痛めて同じような症状が出る方もいます。

むち打ちの症状とは?

首肩の痛み、張り、頭痛、吐き気、めまい、腕の痛み、痺れなどです。

天気が悪くなると頭痛がひどくなるという症状が、何年も続いているという方もいるようです。

治療法は?

一般的には保存療法を行います。

消炎鎮痛剤やシップ、筋弛緩薬などによって痛みを和らげます。

痛みが強い場合は、神経ブロック注射や頚椎カラー(首の固定用装具)を使用します。

(対応する病院によって変わります。)

むち打ちで気を付けることは?

交通事故にあった場合に気を付けたいことは、

『事故直後には、痛みや症状が出ない事がある』

という事です。

交通事故にあわれた際は、気が動転していることから無理に取り繕おうとしてしまいがちです。

『大丈夫』と思わずに、一度はしっかりと検査をして数日は状態を見てから判断していくことをお勧めします。

整体からみるむち打ちとは?

交通事故によるむち打ちの場合、首の歪みだけでなく、全身に色々な歪みが出ます。

その歪みの矯正と、身体の記憶、中に入り込んでしまった衝撃を取り除く調整をしていく事で、諸症状が軽くなっていきます。

施術の際は、決して無理に首を動かすことはしていませんので、お気軽にご相談ください。

2023.3.31 2023.4.1