シンスプリントとは?
シンスプリントとは、脛(スネ)の内側部分の痛みで、中学生~高校生に多く見られる症状です。
別名『脛骨過労性骨膜炎』と言います。
陸上競技・サッカー・バスケットボール・バレーボール・テニスなど、瞬発力を必要とする競技者に多く見られます。
シンスプリントの症状のレベル
【レベル1】
運動開始時に、脛のあたりに不快感や軽い痛みがありますが、動かしていると次第に痛みがなくなる。
【レベル2】
初期段階で治まっていた痛みが、運動後にも出るようになる。
【レベル3】
運動中は常にジンジン、ズキズキと痛みが出るようになる。
【レベル4】
レベル3の時点で休むことなく、痛みを我慢しながら続けることで、歩く、立つ、座る、階段の上り下りなどの日常生活でも痛み出るようになる。
【レベル5】
レベル4でも休むことなく、痛みを我慢しながら運動を続けることで、脛骨の疲労骨折へと繋がる。
シンスプリントの治療法は?
一般的にはシップなどの消炎鎮痛剤、アイシングによる保存治療です。
シンスプリントになったらどうすれば良いのか?
痛みを感じる初期レベルの時点で早めに対策をすることをお勧めします。
レベルが上がるにつれて、どんどん治癒に時間がかかるようになります。
痛みを感じるようであれば、ランニングフォーム、練習内容の見直し、練習後のクールダウン、ストレッチなど入念に行うと良いでしょう。
またシンスプリントは一度なると、半年以上休んでも再発しやすいと言われています。
思いっきり走り続けるためにも、早め早めの対策をお勧めします。
整体からみるシンスプリントとは?
整体から見るシンスプリントとは、
- ふくらはぎの強い緊張
- 腰回りのアンバランス
- 脛骨が受けたダメージ
これらの歪みを改善する事で、劇的に早く回復していきます。
シンスプリントの症状が疑われる場合は、早めに整体を受ける事をお勧めしています。
きっとすぐに回復し、部活動を思いっきり楽しむ事ができます。
2023.4.1 2023.4.3
スポーツ障害