肩はなぜこるの?
代表的な症状とも言える『肩こり』ですが、一体なぜこるのでしょうか?
それは生活習慣と姿勢によって、こりやすい構造になっているためです。
また内臓疲労や、首の不調が肩こりをさらに酷くさせている場合もあります。
肩こりしやすい姿勢と生活習慣とは?
肩こりしやすい方の特徴として
- 猫背
- 身体が固い
- 同じ姿勢を長時間続ける
- 脇を開き肘が身体から離れている時間が長い
- 首をゴリゴリ、パキッと鳴らす癖がある
- 首が不調
- 暴飲暴食
- ストレス過多
など様々です。
また、肩こりが特に女性に多い原因として、椅子に浅く座り背筋を伸ばす姿勢です。
これは一見姿勢は良く見えますが、胸が張り過ぎているのと、浅く座る事で土台である腰が安定しないため、それを補正するために肩に余計な力も入ってしまうためです。
肩こりにならないためにはどうすれば良いの?
肩というのは、喉の下の左右の鎖骨があり、そこだけで身体と繋がっている構造で、あとは筋肉でぶら下がっているだけです。
つまり、肩には腕の重さが常にかかっていますので、この腕の重さを肩にかからないようにすることで、負担を減らすことが出来ます。
パソコンワークの場合、肘から下をしっかりとデスクの上に乗せてキーボードを打つだけでも負担はぐっと減少します。
肘の角度は90度ぐらいが良いです。
肩こりになったらどうすれば良いのか?
まずは温める事を意識しながら、肩甲骨を動かすようにします。
その際、腕を動かすというより、喉の下の鎖骨部分を大きく上下前後左右に動かすのがコツです。
肩の力がどうしても抜けない時は、一度肩をグーッと力いっぱい引き上げてから、一気にドサッと解放してあげると、緊張がスッと抜けて肩こりも楽になります。
冷房の入る時期は、首にストールやタオルなどを巻いて、冷やさないようにすると効果的です。
首を触ってみてヒヤッとしていたら冷えています。
整体では何をやるのか?
当院では、肩こりには4タイプあると考えます。
- 首から来ているのか?
- 肩が固いのか?
- 姿勢が悪いのか
- 足が悪いのか?
それぞれのタイプに合わせた施術を行います。
様々な角度からアプローチをかけて緩ませ、バランスを取り、肩にかかっていた負担をドンドン取り除いて肩こりを解消していきます。
マッサージを週に2回、グイグイ強く押されても調子が悪いという女性の患者さんが、月1回の整体で、痛みが無い生活を送ることができるようになっている例もあります。
2023.4.1
肩